健康を突き詰めることで農業に行き着いたロート製薬は、地方には、都市生活が忘れてしまった多くの宝物があると気づきました。奈良県宇陀市は、古来より生薬が育つ土地と言われている、まさに漢方の特産地。しかし、一方で、中山間地の農業は衰退の一途をたどっており、後継者不足問題も起こるなど、地方ならではの問題を抱えています。地方の持つ豊かさの源泉を、決して枯らしてはいけない、そう考えて「はじまり屋」は設立されています。日本が、地方からどんどん元気になっていく。そんな未来を信じています。農業を通じて健康の本質を学びながら、少しでも地域の役に立つ企業であり続けたいと願っています。